「キムタクロス」なぜ起きない? テレビから消えた木村拓哉が“視聴者から求められない”現実

スポンサーリンク
J_Entertainment

Last Updated on 02/21/2024 by てんしょく飯

 

2月13日、SMILE-UP.社(旧ジャニーズ事務所)公式HPにて、【「令和6年能登半島地震」 被災地支援活動のご報告】との活動報告がなされた。

 

1月1日に起きた能登半島地震によって、集団避難を余儀なくされている約400名の中学生、教職員、被災者に物資を届け、さらに受験生にはお守りを手渡したとのこと。

 

避難先の石川県金沢市、白山市を訪れたのはスマイル社の東山紀之社長、元SMAPの木村拓哉、元V6の坂本昌行、KAT-TUNの中丸雄一、Hey!Say! JUMPの有岡大貴と八乙女光、Sexy Zoneの松島聡、ジュニアグループ・少年忍者の織山尚大と元木湧。

 

 

《SMILE-UP.グループも不安な気持ちを少しでも減らすお手伝いができるよう、何か困っていることや必要なことがあった際に、皆様の心の拠り所となれる存在を目指してまいります。》

 

ジャニーズ時代の2018年に発足し、社会貢献や支援活動を行ってきた『Smile Up! Project』。社名変更で新体制になった今も変わらず、避難先の少年少女たちに向けたような、“笑顔”を届ける活動を継続していくようだ。

 

そんな心温まる出来事で、久々に名前を聞いた気がする「木村拓哉」。ジャニー喜多川氏による性加害問題が勃発したことで、もっとも“割りを食った”のは彼かもしれない。

 

スポンサーリンク

テレビから「キムタク」が消えた

 

2024年に新春SPドラマとして放送予定だった『教場』(フジテレビ系)の新作が収録延期。同局は「スポンサーの関係ではない」と、ジャニーズ問題による広告スポンサーの撤退説を否定するも影響が全くなかったとは思えない。

 

また木村が出演していた『日産自動車』や『日本マクドナルド』ら大手企業をはじめとした各社のCMは放映ストップし、そのまま契約を更新することなく終了とした企業もある。

 

そしてテレビから「キムタク」が忽然と消えたーー。

 

「もともと『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、2016年で終了)以外は、地上波のレギュラー番組をもっていない木村さん。それでも存在感を保てていたのは定期的に放送される主演ドラマ、そしてお茶の間に流れていたCMがあったからこそ。

 

特に、毎日のように目にしていたナショナルクライアントの出稿がなくなった現状、その反動もあって“キムタクを見ない”が浮き彫りになった印象です」

 

キャスティング事情に詳しい広告代理店営業スタッフの分析によると、主戦場を失ったことで“テレビに活かされていた”現実が露呈されてしまったわけだ。その上で、

 

「全く“ロス”が起きないというのも興味深いですね」と同スタッフ。

 

時に人気芸能人の活動休止や引退、はたまた人気ドラマの放送終了時にSNS上で叫ばれる“○○ロス”。SMAPが2016年末をもって解散したのち、日本中で起きたのが“SMAPロス”。

 

“求められる存在”ではなくなりつつある

 

もちろん木村は引退したわけでも活動休止しているわけでもないのだが、テレビから突然姿を消した国民的スターに“キムタクロス”の一つでも叫ばれそうなのだが、その気配はほとんどない。

 

老舗芸能プロダクションのチーフマネージャーは「全盛期と比較すると人気下降気味だった感は否めませんが」と前置きしつつ、

 

「ジャニーズ問題では肝心な部分でダンマリを決め込みつつも、“Show must go on!”とのインスタ投稿しては炎上したりと、本来は“長男”として先頭立って問題解決に努めなければならないところを、実は空気を読めない一面を露呈してしまった。

 

テレビ画面に映ってアレルギー反応こそ示されても、逆に映らなくても“ロス”とは思われない、もはや一般視聴者から“求められる存在”ではなくなりつつあることの証明なのかもしれません」

 

それでもSMAP時代より、木村を熱心に応援してきたファンはいるはず。彼女たちからも声が聞こえてこないのだが、“ロス”を微塵も感じさせないほどに、テレビとは別の場所で露出を増やしているという。

 

2024年1月に開設された木村の公式YouTubeチャンネル。動画配信サービス『GYAO!』での配信番組『木村さ~~ん!』をYouTubeに引越しさせた格好のチャンネルで、過去回も随時投稿されている。

 

登録者数は2か月で50万人に到達

 

開設直後は一部で、人気指数の目安となるチャンネル登録者数の“伸び悩み”も指摘されたが、あれよと増やし続けて52万人(2月20日時点)超え。再生回数も100万回を超える動画も出始めている。

 

前出の広告代理店スタッフも、動画を視聴した上で「なるほど、これは“ロス”は起きませんね」と納得の表情を浮かべる。

 

「ユーチューバーにありがちな、とにかく数字目当ての思惑が透ける企画ではなく、木村さん自身も本当に楽しんで取り組んでいる姿がわかりますね。また(Kinki Kids)堂本剛さんやSixTONESのジェシーさんとの絡みも新鮮で、今後も後輩タレントとのコラボも増やしていくのでしょう。

 

ファンにしてみれば、テレビでは見られない素顔を好きな時間に楽しめているわけで、これは“ロス”が起きるはずもない。それに登録者数も100万人に到達すれば広告業界も無視はできませんし、また地上波CMも復活する気がしますね」

 

現在は4月に放送予定のテレビ朝日系ドラマ、『グランメゾン東京』(TBS系)の続編にも取り組んでいるという木村。再び“お茶の間”をにぎわせることができるのだろうか。

 

 

Loading...

コメント