大手銀行などで通帳が有料化、無料で使うには?2つの方法を紹介

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Last Updated on 02/26/2024 by てんしょく飯

 

お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問に専門家が回答します。

 

今回は、通帳有料化についてです。

 

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Q:通帳が有料になったと聞いたのですが、今までの通帳もお金がかかるのでしょうか?

 

「通帳が有料になったという話を聞きました。私は大手銀行を給与振込口座にしています。通帳の記帳がいっぱいになると、新しい通帳が発行されていましたが、こういう場合も今後はお金を払わないとならないのでしょうか? 無料で通帳を使い続ける方法もあるんでしょうか?」(38歳・男性・東京都)

 

 

A:以前から使っている預金口座であれば手数料は発生しない

 

2021年1月以降、一部の銀行で紙の通帳の有料化が始まっていますが、各銀行の有料化開始前から使っている預金口座であれば、通帳の利用手数料や繰越手数料は発生しません。

 

一例として、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行の場合は、図のようなケースで手数料が発生します。

手数料を無料で使うには、2つの方法があります。

 

1つは開設・繰越時に70歳以上(三井住友銀行は75歳以上)であることや、銀行が設定した一定のランク以上に到達するなどの条件を満たすという方法です。

 

もう1つの方法は、インターネット通帳に切り替える方法です。デジタル化によるコスト削減が大きな目的ということもあり、前者と比べて断然難易度が低くなっています。

 

インターネット通帳への切り替えは、Webブラウザやスマホのアプリのインターネットバンキング内で手続きを行うことができます。インターネットバンキングを登録していないときは、まずインターネットバンキングの申し込みが必要です。

 

三井住友銀行や三菱UFJ銀行のインターネットバンキングは、インターネット上で新規登録ができるのですぐに利用できますが、みずほ銀行の場合は、初回の登録手続きに2週間程度の時間を要します。自分でできない・やりたくないという方は、支店の窓口で手続きをしてください。

 

現時点でご利用の銀行や口座が手数料の対象となっていなくても、今後、通帳の手数料を導入する銀行は増えるでしょうし、有料の対象範囲が広がる可能性もゼロではありません。この機にデジタル化をしてみてはどうでしょうか。

 

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