Last Updated on 03/14/2024 by てんしょく飯
昨年8月にラストライブを行った4人組バンド・男闘呼組の成田昭次(55)、岡本健一(54)が13日、都内で行われたブルーレイ&DVD「男闘呼組 LAST FOREVER」(15日発売)の特別上映会に出席した。
またやります
成田は映画「新極道の妻たち 覚悟しいや」(1993年)以来31年ぶりの舞台あいさつ登壇。高橋和也(54)、前田耕陽(55)は仕事のため欠席となったが、2人はQ&Aコーナーで真摯(しんし)に答え、計1200人(各回600人ずつ)と交流した。
前半の回、ファンからの「男闘呼組はもうやらないんですか?」というド直球の質問に、成田は「(和也が)『いつの日か』って言ったからには、またやります」と力強く宣言。「和也は、4人の意思を分かって(ライブMCなどで)発言してくれている。(いつ、どんな形になるかは分からないけど)やります」と約束すると、大きな拍手に包まれた。
22年のTBS系「音楽の日」で29年ぶりに再結成し、昨夏まで期間限定で復活。現在は個々に活動しながら、4人が中心のバンド「Rockon Social Club(RSC)」で音楽活動を継続している。成田は「RSCという新しいバンドもやっている。そこに全員いますから。男闘呼組の楽曲のカバーもできるんで」と説明。4人の物語は、これから先も続くことを示唆した。
2人が「ギター持ってくれば良かったね」と発したことから、「(何か)アカペラで歌って」という声が飛び、次第に避けられない流れに。「これは歌うしかないですよ。ワンコーラスだけ。じゃあワンコーラスだけ」と前向きな成田に対して、「アカペラで歌えって? そんなことしないよ。いくら拍手が来たところでやらない。やらないよ」「絶対に嫌だ、絶対嫌だ(笑い)。嫌だよ~」と渋る岡本。最終的にはファンの「歌ってください」という熱い思いに応え、「Midnight Train」を歌唱。大歓声を浴びた。
同作は昨夏の日本武道館公演、日比谷野音公演の模様を収録したライブ映像2枚と、1年間の軌跡を追ったドキュメンタリー映像の特典盤1枚の3枚組みボックス。客席の最後方で共に観賞していた岡本は「男闘呼組、解散したんじゃないの? 解散したって言って(ファンの)みんな、泣いていたじゃん。この人たちを見ると、何で泣けるんだろうっていうね」。成田は「一瞬のうちに感動の渦が押し寄せてくる。ライブの時もそうですけど、今日の上映会も、こんなにたくさんの愛おしい男闘呼組のファンの皆さんに集まっていただいて」と感謝した。
武道館公演での印象的だった場面に、成田は「『自分勝手』『BACK IN THE CITY』の場面。昔の男闘呼組感がピークに達している時なんじゃないかな。昭和の男闘呼組にタイムスリップしたような感じでしたね」。
岡本は「昭次の襟足の濡れたところが、赤ちゃんの頃と変わらないんだろうなと思いましたね(笑い)」とジョークを交え、「始まった瞬間から、武道館のこの光景に『あっ!』と来なかった? 1曲目、2曲目と、だんだんと自分たちが温まってくる感じがあった」と振り返っていた。
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