Last Updated on 11/06/2024 by てんしょく飯
2024年11月2日~4日に約8ヶ月ぶりに『ブラタモリ』が放送された。放送開始後、ナレーターが草彅剛さんから女性の声(あいみょん)に代わり、番組中楽曲も井上陽水さんから小沢健二さんへ。戸惑う番組ファン続出とネットで。
番組制作サイドの狙いはなんだろうか?
あいみょん抜擢
ブラタモリの新しいシリーズを印象づけるために、番組のシンボルであるタモリさん交代するわけにもいかず、ナレーターの交代としたのでしょう。
またあいみょんのファン層は10代・20代の女性は当然の事ながら、50代・60代の男女共に支持されています。この幅広いファンを持つあいみょんをナレーターとして採用することで番組認知度と視聴率向上を図ったと考えられる。
2008年12月にパイロット版として始まった『ブラタモリ』。いつの間にか定着して今ではブラタモリのナレーションは草彅剛というイメージとなっているだろう。
というのも草彅剛さんによる『ブラタモリ』のナレーションは2015年4月~2024年3月までの約10年間と長期間だったので当然であろう。
しかし、2008年に番組開始されたことでも分かるように、草彅剛さんは番組初代ナレーターではなく、なんと4代目なのだ。
誰もが知るであろう元SMAPの草彅剛さんではあるが、2015年4月~2024年3月のブラタモリ第4シリーズ期間中、草彅剛さんがその間に10歳年齢を増したように視聴者も10歳老いてしまった。
小沢健二の曲採用
ナレーターの交代同様に今回は番組中に流れる楽曲の変更も行われた。しかし、エンディング曲が視聴者に与える印象は変えたくなかったのだろう!
2024年の現在において、20年程前に発表された小沢健二さんの曲は今の10代や20代にとってノスタルジックに感じるのかもしれない(という番組制作サイドの狙いかも!)。
エンディング曲に注目すれば、これまでの井上陽水さんの「MAP」「瞬き」はノスタルジックな印象を視聴者に与えていた。
タモリさんと井上陽水さんは同じ福岡県出身という事もあり親交が深い。
今回採用された小沢健二さんの事をタモリさんは以前から絶賛しており、小沢健二さんの30周年ライブにタモリさんは来場するほどだ。
井上陽水さんの曲をエンディング曲として採用したのは2009年ブラタモリ第1シーズンから2024年3月第4シーズン終了まで続き2008年のパイロット版(ボブ・デュランを採用)を除き、これまでブラタモリのエンディング曲と言えば井上陽水さんの曲であった(「MAP」と「瞬き」)。
小沢健二さんを新たに採用する事や小沢健二さんのどの楽曲を番組に採用するのかは、ナレーター選考以上に熟考された事でしょう。
ファン層拡大を狙ったのか?
ブラタモリ第4シリーズで桑子真帆アナ、近江友里恵アナ、林田理沙アナ、浅野里香アナ、野口葵衣アナとアシスタントの交代はあったが、今回はナレーターと番組中楽曲(オープニング曲、エンディング曲)の変更を行った。
番組に定着したファンに加え、新たなファンを獲得できるのか?今後の番組放送と番組構成を楽しみにしたい。
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