栗原英雄 プロフィール & 経歴。NHK連続テレビ小説 「虎に翼」田中裁判長役で出演。

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Last Updated on 04/10/2024 by てんしょく飯

 

よね(土居志央梨)を尾行し、初めて法廷で傍聴することになった寅子(伊藤沙莉)。行われていた裁判は、離婚の決着がつかない夫婦の間で、せめて形見の着物を返して欲しいと妻が夫を訴えたものだった。妻には所有権がないことを知って憤る寅子は、帰宅後に優三(仲野太賀)を質問攻めにする。なぜ結婚した女の財産は夫の管理下に置かれるのか。女性が置かれる理不尽な立場を認識した寅子は、「結婚」にますます懐疑的になる。

 

栗原英雄、田中裁判長役として登場。

 

さて、栗原英雄のプロフィール&経歴は?

 

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栗原英雄のプロフィール

  • 本名                 栗原 英雄
  • 生年月日          1965年7月4日(58歳)
  • 出身地              栃木県下都賀郡壬生町
  • 身長                 174cm
  • 血液型              B型
  • 職業                 俳優
  • ジャンル            舞台・映画・テレビドラマ
  • 活動期間          1984年 –
  • 事務所              レ・ブリアン

略歴

 

國學院栃木高校在学時に演劇を志し、1984年、高校卒業後に上京して劇団四季に入団。ミュージカル『ライオンキング』をはじめ数々の演目に出演し、2009年退団。

 

退団後は舞台や映画を中心に活動を続け、2016年に大河ドラマ『真田丸』(真田信尹 役)でテレビドラマ初出演を果たした。

 

俳優業

 

  • 中学時代に役者を目指し始め、國學院栃木高校入学と共に演劇部へ入部。「自分の肉体を駆使する表現がしたい」との思いからシェークスピア作品を読むなどして本格的に演劇を志した。

 

  • 当時憧れていた俳優(ジェームズ・ディーン、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ)全員が『アクターズ・スタジオ』で演劇を学んだ経験を知り、更に浅利慶太の「劇団四季は食べられる」というインタビュー記事を読んだことで、劇団四季を受けることを決めたという。

 

  • 劇団四季にはテスト生として合格。合格理由について浅利慶太に「才能はない。だが素質はある」と伝えられたという。初舞台は19歳『コーラスライン』である。

 

  • 劇団内でベテランとなってからは、浅利慶太の補助として研究生を指導する側に立つこともあった。

 

  • 2009年、役者としてより成長したいとの思いから、25年間所属していた劇団四季を退団した。

 

  • 初映像作品はBABEL LABELの『けむりの街の、より善き未来は』(監督・藤井道人)。若者が作っていく現場に参加したいという意志で自らオーディションに参加し、藤井監督よりオファーをもらったことがきっかけである[5]。以降BABEL LABEL作品には幅広い役柄(ダメ親父・地下アイドルファン・女装する役など)で多数出演している。

 

  • 『真田丸』出演は、同ドラマ脚本の三谷幸喜が出演舞台『タイタニック』を観劇したことがきっかけである。三谷と親交のあった共演のシルビア・グラブ経由で「映像作品への興味」を尋ねられ、興味がある旨を伝えたところ後日出演オファーが来たという。

 

  • 『真田丸』クランクインは2015年9月3日乗馬シーンから。30度の急斜面を馬で駆け上がる撮影に備えハードな乗馬訓練を重ねて本番に臨んだが、本編ではそのシーン自体全てカットされてしまった。しかし、撮影終了後も定期的に乗馬訓練場に通い続けている。

 

演劇論

 

  • 芝居で大切なのは相手役の反応や出方であり、それを敏感に受けそして返していく演技こそが最上の演技である、と語っている。

 

  • 「感情は自分で作るのではなく相手役からもらうもの。自分がどうしたいかというのを相手にぶつけた時に、相手役の反応によって初めて感情は生まれる」「自分は自分の色だけでは生きられない役者。カメラマンや演出家の言葉が必要」「自分を常にニュートラルな状態に置くことも重要」とも語っている。

 

  • 役をもらい役に入ると、普段の生活もその役の感じでしかいられなくなりがちとも話す。

 

人物

 

  • 最初の演劇体験は幼稚園のお遊戯大会で「おにぎり」役だった。

 

  • 好きな俳優は「嘘のない演技が出来る人」としてハーヴェイ・カイテルを挙げている。他にもロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、フィリップ・シーモア・ホフマンなど。

 

  • 好きな映画は『ユリシーズの瞳』・『スモーク (映画)』・『バグダッド・カフェ』など。主にロードムービーや群像劇を好む。

 

  • 真田信尹役を演じたことがきっかけで、信尹が祀られている山梨県北杜市の龍岸寺にはたびたび参拝し、訪れるたびに「おかえりなさい」と声を掛けられているという。

 

  • 劇団四季時代は「自分に厳しく、他人に厳しく」のスタンスだったが、退団後は「自分に厳しく、他人に優しく」のスタンスにシフトしたという。

 

  • ミュージカル『タイタニック』『パジャマゲーム』の演出家、トム・サザーランドから、「幸せというのは色んなところにあるじゃないかというのが、あなたを見ていたら滲み出ている」と評価されている。

 

  • 役者を志した高校時代から地元の方言(栃木弁)は封印してきた。
  • 野外イベントやロケなどでは晴れることが多く、晴れ男を自負している。
  • 日常にルーティーンがあり、必ず出かける2時間前には起床している。仕事や撮影のある日などは出かける4時間前には起床し準備しているという。
  • 動物園と水族館のどっち派という質問に対し「居酒屋派」と答えるほどのお酒好き。基本的には何でも飲むが、特に日本酒が好み。ただし撮影前日などは焼酎に切り替えるなど気を遣っている。休肝日は設けておらず、時に二日酔いすることもあると語っている。

 

  • 「メンクイ」と自称するほどの麺好きで、三食麺類でも大丈夫という。一番好きな麺類は「蕎麦」。中でも十割に近いものを選ぶようにしている。蕎麦屋で天ぷらを肴に焼酎のそば湯割りを飲み、せいろで締めるのがいいと語っている。ラーメンも好きだが食べるタイミングには気を付けており、なるべく無化調の(化学調味料を使わない)ものを食べるようにしている。他にもパンは全粒粉、ごはんは玄米食とするなど、食生活にはかなり気を遣っている。

 

  • 苦手な食べ物はタマネギである。形が残っていないほど煮込んであれば大丈夫とも話す。長ネギは食べられるという。

 

  • 愛犬家で犬を2匹飼っている(ぽろん・ワイリー)。ツイッター等のSNSで時折登場するが、ぽろん(ロングコートチワワ・雌)はひらがなでしかしゃべれない設定で、自分のことを「ちちー」と呼ばせている。ワイリー(パピヨン・雄)はカタカナも使える設定で、自分のことは「パパー」と呼ばせている。

 

  • 三谷幸喜とは舞台『不信〜彼女が嘘をつく理由』オファー後に初めて連絡先の交換をしたという。最初のやりとりが(「本日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」「こちらこそよろしくお願いします」という内容で)「まるで付き合い始めの思春期のカップルみたいなやりとりだった」と述懐している。

 

  • 舞台『不信〜彼女が嘘をつく理由』初日直前会見の場では、共演者である戸田恵子に「思いのほか天然なところがある」と評されている。
  • 朝日新聞夕刊に連載されているエッセイ「三谷幸喜のありふれた生活844(2017年4月13日掲載)」にて、『不信~彼女が嘘をつく理由』の現場で見せた素顔の一端を三谷幸喜から「大人の雰囲気がある」「たまに見せるおちゃめな部分が非常にキュート」と評されている。同エッセイで三谷は、共に仕事をしたかった役者として岸田森・成田三樹夫(いずれも故人)を挙げた上で、最後に「叶わぬ夢に、少し淋しい気持ちになってしまうのだが、もう大丈夫。/僕には栗原英雄がいる」と締めくくった。この言葉はそのままエッセイの表題になっている。

 

 

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