Last Updated on 01/10/2024 by てんしょく飯
WBC決勝で好投し米球界でも注目
DeNAからポスティングシステムを行使してメジャー移籍を目指していた今永昇太投手(30)が、カブスと正式契約したことが1月9日(日本時間10日)、分かった。カブス関係者によると、すでにメディカルチェックも行ったという。MLB公式サイトによると、年俸は平均1500万ドル(約22億円)の複数年契約になるという。
カブス入りを決断
今永を巡っては、12月上旬のウィンターミーティングの段階で10球団以上が興味を示し、争奪戦が繰り広げられた。ジャイアンツ、エンゼルス、レッドソックスなども最後まで争奪戦に加わっていたとみられるが、交渉期限が米東部時間11日午後5時(同12日午前7時)に迫る中で、カブス入りを決断した。
鈴木誠也外野手(29)も所属
カブスは鈴木誠也外野手(29)も所属。カブスはこれまで福留孝介外野手、田口壮外野手、藤川球児投手、高橋尚成投手、和田毅投手、川崎宗則外野手、上原浩治投手、ダルビッシュ有投手が所属しており、球団史上10人目の日本人選手になる。さらに、DeNAで同僚だった救援左腕のエスコバーや前阪神のブルワーもマイナー契約で加入。日本にゆかりのある選手も多い球団だ。
今永は昨年11月13日に横浜スタジアム内で会見を開き、ポスティングシステムでのメジャー挑戦の意思を表明。球団からの容認ももらい「自分をまずは変えたい。自分の生き方を変えるには今しかない。このままの生き方だと、なんか自分にうそをついている感じがした」とメジャー挑戦への思いを口にし、チーム選びの基準については「これからもっともっと、自分のポテンシャルを信じて、可能性が無限大に広がる、そういったチームが一番最適」と話していた。1876年創設の伝統球団で、新たな道を歩むことになる。
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