鈴木おさむ氏“引退興行”で稼ぐ商魂の逞しさ…篠田麻里子起用の不倫ドラマ大バズり中

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Last Updated on 02/18/2024 by てんしょく飯

 

元AKB48の女優・篠田麻里子(37)の大胆演技で、今期最も話題のドラマ「離婚しない男~サレ夫と悪嫁の騙し愛~」(テレビ朝日系)は、初回見逃し配信が350万再生を突破。今作は、今年3月末で32年間の放送作家、脚本家を引退する鈴木おさむ氏(51)の地上波最後の脚本ドラマで、篠田を不倫妻役に口説いたのも鈴木氏だという。

 

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篠田を不倫妻役に口説いたのも鈴木おさむ氏だ

 

「篠田は昨年報じられた不倫騒動で芸能活動が危機的状況を迎えていましたが、騒動を逆手に取った鈴木氏による起用で、息を吹き返し始めています。鈴木氏は作家引退に合わせて『仕事の辞め方』という本を出版。最後のドラマが当たり、狙いすましたような“引退興行”は成功のうちに終わりそうですが、”閉店セール“と銘打ちながら営業を続ける衣料品店のように、鈴木氏は作家は辞めてもタレント的に活動を続けるのではないか、と穿った見方をする関係者もいます」(芸能ライター)

 

鈴木氏はフジテレビ系「森田一義アワー 笑っていいとも!」や「SMAP×SMAP」をはじめ、数多くの人気バラエティー番組のほか、ドラマの脚本も数多く手がけてきた。プライベートでは2002年にお笑いトリオ「森三中」の大島美幸(43)と“交際0日”で結婚し、その経緯がエッセイ「ブスの瞳に恋してる」にまとめられ、鈴木氏をモデルにした役を稲垣吾郎(50)が演じドラマ化している。昨年7月には51歳にして大島と“妊活宣言”するなど、身を挺した仕掛け人としても知られている。

 

SMAPのいちばん長い日

 

鈴木氏といえば、2016年いっぱいで解散した人気アイドルグループSMAPと関係が深く、22年に発表した小説は物議を醸した。

 

「22年1月に発売された月刊誌『文藝春秋』に、〝SMAPのいちばん長い日–“公開謝罪番組”担当の放送作家が描く崩壊と再生〟という副題のついた小説『2016118』を発表。旧ジャニーズ事務所と関係の深い小杉理宇造さんが立ち上げたスマイルカンパニーに所属している鈴木氏が、ジャニー喜多川氏の性加害問題が広がる以前に、故・メリー喜多川さんを暗に批判したことが話題になりました。裏方稼業の放送作家でこれだけキャスティング力と発言力を持っているのは、大御所の秋元康氏以来ではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

 

■一部の局では“天皇扱い”

 

翌年23年7月に発売された「文藝春秋」で、鈴木氏は小説『「0909」~そして、みんなで、あの日に、ピース~』というタイトルの第2弾を発表。旧ジャニーズ事務所元社長の藤島ジュリー景子氏と犬猿の仲と言われ、ジャニーズ事務所を追われるように退社した元SMAPのチーフマネジャー飯島三智氏を、“辣腕マネジャーイイジマサン“として描いている。

 

「母親の名誉傷つけられた上に、ライバルと言われた飯島さんを絶賛した鈴木氏に対して、ジュリーさんは腸が煮えくり返る思いをしたことは想像に難くない。しかし、鈴木氏は旧ジャニーズの長男的存在の木村拓哉と同学年で親しい関係です。ジャニーさんの性加害問題も鈴木氏に味方したように思います」(大手芸能プロダクション幹部)

 

 鈴木氏は「SMAPが解散してから、自分の中で120%の力が入りにくくなってしまった」とも語っている。

 

「鈴木さんは番組会議の中で、自らの意見で若手ディレクターの構成案が変更されたことで自分が老害化していることに気づいたと話しています。それだけ業界で力を持つようになった鈴木さんですが、親しくなったタレントのスケジュールを担当マネージャーの頭越しに決めることがあって、芸能プロダクション関係者の一部からは決して良く思われていませんでした」と話す番組制作関係者はこう続ける。

 

「ある局では鈴木さんに頼りきりになるスタッフがいるため、天皇扱いされることや変に忖度されることもしばしばありました」

 

皮肉にも、鈴木氏が自身の老害化を引退理由の一つに挙げているが、引退作品がバズったことで改めて鈴木氏の作家としてのプロデュース力を惜しむ声も聞かれる。

 

旧ジャニーズ事務所にもおもねらない鈴木氏の今後に注目したい。

 

 

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