Last Updated on 12/05/2024 by てんしょく飯
民放の歌番組と違い、NHK紅白歌合戦はNHKにとって全世代向け番組としての位置づけを変えることなく、的が絞れていないキャスティングが毎年話題になる。
今年2024年は前年旧ジャニーズ事務所所属アーティストの出演が無かったので今年はと期待していたファンも多かったことでしょう。
さて、NHKの狙いは何だろう?を紹介します。
再起図りたい『紅白歌合戦』
20代女性の関心を惹こうと考え、ILLIT、tuki.、ME:I、Da-iCE、TOMORROW X TOGETHER、Number_iらを新たな出場者に加えた。
昨年2023年、歴代ワースト視聴率を更新してしまった「NHK紅白歌合戦」。
今年2024年は絶対に“負けられない戦い”となるはずだが、11月19日に発表された出場歌手の中に、出演が期待されていたB’zとYOASOBIの名前がなかったことが波紋を広げている。
クラウド型テレビCM出稿分析サービス会社の情報分析によれば、2022年と2023年の紅白歌合戦・性年代別・平均視聴率を比較したところ女性はF1層(20~34歳)とF2層(35~49歳)が前年と比較して大きく減少した。要因として、44年ぶりに旧ジャニーズ事務所の所属タレントが出場ゼロになった影響でしょう。
全体的には女性や高齢層(50歳以上)の視聴者が多いことが分かりますが、昨年よりも大きく数値を減らしています。男性のなかではM1層(20~34歳)の平均視聴率が低い数値ですが、これは例年通りの傾向といえるでしょう。
NHKはSTARTO ENTERTAINMENTと協議の上、2024年紅白歌合戦にSTARTO ENTERTAINMENT所属アーティストの出演は見送られることとなった。多くのファンがSnow Man・SixTONESらの出演を期待していたことだろう。
犠牲となったB’zとYOASOBI
今年2024年紅白歌合戦はNHKとして20代女性の視聴率回復のみがミッションとなっているようだ。
多くの方がお気づきのように、NHKはその年NHKに貢献したアーティストらを紅白歌合戦に出場していただき、全国的な認知度を上げることで労をねぎらっていた。
この貢献したアーティストにはこれまで朝ドラやオリンピック等大規模イベントのタイアップ曲が含まれた。
今年の朝ドラは前期『虎に翼』、後期『おむすび』で今年はパリで夏季オリンピックが開催された。
このことから例年であれば、米津玄師、B’zとYOASOBIの出演が期待されていた。しかし、これら3者いずれの出場も発表されなかった。
それでもB’zはバーターで出場見込みあり!
全国的な認知度がまだ低い『新浜レオン』を出場させることにしたからだ。
新浜レオンは、2代目伯方の塩のCMソングで知られる演歌歌手の髙城靖雄の息子で、とんねるずの木梨憲武がプロジュースする演歌歌手。
またB’zや倉木麻衣などが属するレーベル、ビーイングに所属している。このことでバーターとしてB’zのサプライズ出演が企画されているようだ。
コメント