宮城野部屋は事実上の閉鎖。力士らは転籍へ　伊勢ケ浜一門が方針固める　宮城野部屋、暴力問題

Last Updated on 03/10/2024 by てんしょく飯

大相撲の宮城野部屋で起きた元幕内北青鵬の暴力問題で、伊勢ケ浜一門が、同部屋の力士ら全員を一門内の別の部屋に転籍させる方針を固めたことが9日、分かった。

事実上の閉鎖

複数の関係者が明らかにした。10日にも日本相撲協会に報告する。認められれば、宮城野部屋は事実上の閉鎖となる。

今回の暴力問題を巡っては、管理責任を問われた宮城野親方が、2月23日にあった協会の臨時理事会で「委員」から階級が最も低い「年寄」への2階級降格と3カ月の20%報酬減額の処分を受けた。

部屋の運営を担う師匠の立場を外れ、同一門の大島部屋付きの玉垣親方（元小結智乃花）が師匠代行を務めている。4月以降は同一門が部屋を預かり、運営方法を検討することになっていた。