ガーシー被告 ドバイへ移住か

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Last Updated on 03/15/2024 by てんしょく飯

 

かねて「ネオトーキョー」構想

 

俳優の綾野剛らへの常習的脅迫や名誉毀損などの罪に問われた元参院議員のガーシー(東谷義和)被告に東京地裁(佐伯恒治裁判長)は14日、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡した。検察側の控訴がなければ実質、〝自由の身〟となるだけに今後の去就が注目される。

 

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ドバイで暮らした方が安全

 

ガーシー被告は公判で脅迫の常習性だけを争い、反省に終始した。佐伯裁判長は脅迫は常習性があったとし、正義の暴露とは名ばかりで借金返済の目的だけに配信したと断罪しながらも、前科がないことや反省の態度、被害弁償金を弁済供託している点などを踏まえ、「社会内での更生の機会を与えるのが相当」とした。

 

 

執行猶予が付いたことでUAEのドバイに渡航する可能性が高いとみられている。「ガーシーが帰国を拒否していたのはヒットマンに狙われる危険があったから。暴露で芸能界、政財界とさまざまな敵をつくった。日本よりもドバイで暮らした方が安全で、現在は所持していないパスポートも発給され次第、渡航するのではないか」(ガーシーを知る関係者)

 

ガーシー被告はドバイに日本人街「ネオトーキョー」の設立構想を掲げ、日本人が一緒に生活やエンタメを楽しめるコミュニティーをつくりたいと動き出していた。また公判では、すべてを償った後には支援者とともに静かに暮らしていきたいとのプランも述べている。

 

一方で、ギャンブル依存症でつくった多額の借金が暴露配信にもつながったように資金面では心もとない。「ガーシーが飲食店を開いたとしても多額の収益は見込めない。やはりしゃべりがズバ抜けているので、生活していくには、またギリギリの配信をやっていくしかないのでは」(前同)。もちろん暴露配信などで脅迫や名誉毀損行為に及べば、今度こそ刑務所行きとなりかねないだけにリスクは大きい。

 

そんな中、控訴期限が切れ、判決が確定する2週間後にガーシーとコンタクトを取りたいというのはNHKから国民を守る党の立花孝志党首だ。立花氏は「ガーシーには今後、積極的にいくのか、穏やかでいくのか話を聞きたい」と本人の意思を確認したうえで、積極的に行く場合のプランとして、再び選挙への出馬を打診したいという。

 

「来月には衆院東京15区補選、7月には都知事選、来年には参院選がある。本戦は参院選。反省の弁を述べていく場として、また選挙に出ていくというのはありだと思う」(同)

 

再び国政選挙となれば批判が殺到し、「選挙に出たからこんな目に遭った」と周囲から止められるのも確実だが、「選挙は自身の意見を伝えられる場として最適」「ガーシーが本気で政治に携われば、世直しを図れる」と支持する声があるのも事実だ。

 

2年前の参院選時にも立花氏からのオファーにガーシーは「政治は絶対にやらない」と拒絶したが、最終的に立候補した経緯がある。今後の身の振り方は慎重にならざるを得ないところだが、どの道を選択するのか――。

 

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