木村拓哉主演の春ドラマ「4月末に初回放送を迎えられれば御の字」か

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J_Entertainment

Last Updated on 03/15/2024 by てんしょく飯

 

【絶対に失敗できないプレッシャー】木村拓哉主演のテレ朝新ドラマ、二転三転で撮影スケジュール大幅遅延も“破格の制作費”で始動

 

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ある不安要素が

 

《頭がパンクしそう…。でも……出来るまで!》。頬杖をついて悩ましい表情を浮かべる写真とともに更新されたインスタグラム。2月上旬、憂鬱になるほど多忙な日々が続いていることを思わず匂わせてしまったのは、木村拓哉(51才)である。

 

木村が4月スタートのドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)に主演することが、2月29日に発表された。演じるのは、大手ゼネコンの土木設計部で橋づくりに情熱を燃やす設計者。「手に汗握るサスペンスと人間ドラマが織りなす物語」「希望と再生のヒューマンエンタメ作品」と謳われており、テレ朝の開局65周年記念ドラマという位置づけだ。ところが、壮大な記念ドラマを前に、ある不安要素が持ち上がっているという。

 

 

「スケジュール調整が難航しクランクインが大きくずれ込んでしまい、撮影が思うように進んでいないんです。春ドラマの扱いではありますが、スタッフの間では、“4月末に初回放送を迎えられれば御の字”という空気さえ漂っています」(テレビ局関係者)

 

木村はテレ朝の開局55周年記念ドラマスペシャル『宮本武蔵』(2014年)に主演しており、今回は10年ぶりの周年記念作品となる。

 

「脇を固めるスタッフも豪華です。脚本家は、木村さん主演の『BG~身辺警護人~』(テレ朝・2018年、2020年放送)など、木村さんとタッグを組むことも多い井上由美子さん。監督は、『緊急取調室』シリーズをヒットさせた人物です。制作費も破格で、通常より50%ほどアップする力の入れようです」(前出・テレビ局関係者)

 

「絶対に失敗できない」

 

それほどの大作に受難が降り掛かったのが、昨年の夏頃だったという。

 

「すでに木村さんの主演は決まっていましたが、ジャニー喜多川氏の性加害問題の影響で、さまざまな見直しが入りました。その1つが脚本です。当初、木村さんは“真実を追求する報道キャスター”の役を演じることになっていたのですが、一連の性加害問題は、マスコミとの関係性も指摘されていたため、“皮肉めいたものを感じる”ということでお蔵入り。

 

その後も内容は二転三転し、現在の企画に落ち着いたのは年が明けてからのことだったそうです」(前出・テレビ局関係者)

 

これまでさまざまな撮影現場を経験してきた木村でも、落ち着かない状況だったのは違いないだろう。今回のドラマには“大物”の存在もある。

 

「天海祐希さん(56才)が出演するんです。天海さんも今回のドラマの脚本家、監督ともに過去にチームを組み、ヒット作を世に送り出してきました。今作でも重要な役どころでの出演と聞いています。ほかにも竹内涼真さんの出演が決まっており、実力派の滝藤賢一さんの名前なども挙がっています」(前出・テレビ局関係者)

 

俳優として輝かしいキャリアを誇る木村と天海だが、意外なことに今回がドラマ初共演だ。

 

「まさに周年記念ドラマならではのキャスティングです。ただその分、座長の木村さんには、“絶対に失敗できない”というプレッシャーがのしかかっています。この時期に放送開始日すら決まっていない状況は、ちょっと異例なことですからね」(芸能関係者)

 

年始から、木村は多忙を極めている。元日に公式YouTubeチャンネルを立ち上げ、今後音楽コンテンツを充実させていく構想があるという。一方、2019年に主演したドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の続編の撮影に奔走し、2月にはフランス・パリでのロケが行われた。同ドラマは全話平均視聴率12.9%(関東地区)と好評で、最終回は続編の存在を思わせる内容だった。

 

「今夏、パリ五輪が開催されるのに合わせて5年ぶりに続編が始動しました。劇場版と、公開に先駆けたスペシャルドラマの放送を予定している大型プロジェクトです。前作はパリの有名三つ星レストラン『ランブロワジー』でクランクインしました。このドラマにおいてパリは重要なキーワードです」(別の芸能関係者)

 

クランクインの当日に降板

 

キャストは前作とほぼ同じ顔ぶれで、沢村一樹や及川光博らが出演予定。欠かせない存在のオーナーシェフ役の鈴木京香(55才)も引き続き出演する。

 

「木村さんと京香さんは、2007年のドラマ『華麗なる一族』(TBS系)でも共演しています。しかし、敵対する役柄だったからか、現場ではお互い一言もしゃべらなかったといいます。

 

一方、12年ぶりとなった前回の『グランメゾン~』の共演で意気投合し、以来、京香さんは木村さんのコンサートへ足を運び、楽曲の詞を提供するなど個人的に強く結びついていました」(前出・別の芸能関係者)

 

ところが、京香は昨年5月、体調不良を理由に主演ドラマをクランクイン当日に降板、療養に入った。それから半年以上が経過し、『グランメゾン~』から演技の仕事に復帰した。

 

「とはいえ、環境や寒暖差などで誰もが体調不良になりやすい時期でした。京香さんは“この仕事はやり切る”と執念を燃やしていました。現場では京香さんがリラックスした雰囲気で演じることができるよう、木村さんが誰より京香さんの体調を気遣い、献身的にサポートしていたといいます」(前出・別の芸能関係者)

 

木村にとっては、年明け以降ほぼ同時に2つのビッグプロジェクトが進む、怒涛の日々を過ごしていたことになる。

 

「木村さんという人気者の宿命か、周年記念ドラマと、海外ロケまで敢行した人気作の続編です。その上、天海さんと京香さんという、超大物女優2人がそれぞれ大きくかかわっていますから、重圧もあり憂鬱な気持ちにもなったでしょう。

 

それでも、早朝5時からのロケをこなし、『グランメゾン~』の役柄で金髪に染めた髪を、1日だけ黒く戻して『Believe~』の撮影に挑んだりと、ハードスケジュールを文句ひとつ言わずやり遂げる姿には頭が下がります」(前出・芸能関係者)

 

そのスタイルこそが、これまでに伝説を作ってきた木村ならでは。彼らしい怒涛の日々は続く。

 

 

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