Last Updated on 04/24/2024 by てんしょく飯
2022年のM-1グランプリ王者「ウエストランド」の河本太(40)が、酒に酔ってタクシー運転手を相手に“暴行事件”を起こしていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。
岡山県津山市出身で、中高時代の友人だった河本と井口浩之(40)の2名で2008年に結成されたウエストランド。井口の歯に衣着せぬ芸風が話題となり、22年のМ-1グランプリでは、「〇〇にはあるけど、××にはない」という「あるなしクイズ」ネタで優勝。その後も勢いは衰えず、テレビやラジオに数多く出演している。
タクシーを突然蹴り上げ…
「ボソッと河本が一言つぶやくと、井口がマシンガントークで突っ込むのが彼らのスタイル。M-1王者になる前から井口はピンで番組に出演しており、河本は“じゃない方”芸人の筆頭格でした。バラエティ番組では井口が、圧倒的に口数の少ない河本に対し、『ちょっとは仕事しろ』と怒鳴りつけ、河本がうまく返せないというやり取りがお約束となっています」(芸能記者)
そんな河本のトラブルが起きたのは4月20日の夜10時頃のこと。JR品川駅高輪口にある交番前の路上で、タクシー待ちをしていた河本が、やってきたタクシーの車体の後部を突然蹴り上げたのだ。
「取っ組み合いの喧嘩が始まった」
目撃者が語る。
「運転手さんが怒って車から出て来て注意したところ、河本さんと取っ組み合いの喧嘩が始まったんです。その際、河本さんは運転手さんの左腕に噛みつき、前歯が欠けてしまっていました」
その後、駆け付けた警察官に2人は連行され、警察署で事情聴取が行われた。
「ただ、喧嘩両成敗ということでお互いに被害届は出さず、事件化は見送られたようです」(事務所関係者)
このトラブルについて、所属事務所タイタンの太田光代社長に聞くと、トラブルの事実を認め、次のように答えた。
「当日、河本は友人と酒を飲んでいたと報告を受けました。彼は酒が弱いのであんなことになってしまった。タクシーに乗車拒否されたと思って車体を蹴ってしまい、運転手さんから注意され暴れたようです。運転手さんに羽交締めにされた時に、運転手さんの腕を噛んで、前歯が折れた。さらに、おそらく地面に押さえつけられた時だと思いますが、差し歯を含め、前歯3本が折れて顔も怪我した。私の方から河本にきつく説教し、本人はもう酒は飲まないと反省しています。(お相手の)治療費などはこちらで補償させていただく予定です」
ウエストランドと言えば、井口浩之が誰にでも噛みつく芸風で知られているが、まさか相方のほうが本当に噛みついてしまうとは……。
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