Last Updated on 05/12/2024 by てんしょく飯
寅子(伊藤沙莉)は、弁護士として社会的な信用を得るためにお見合いをさせてほしいと直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)に頭を下げる。一方、轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)は花岡(岩田剛典)を呼び出し非難する。寅子の事情を理解したはるは、必ずいい人を見つける、と奔走するが、相手はなかなか見つからない。そんな中、気落ちする寅子を、ある人物が訪ねてくる。
緒方賢一、重田役で登場。
さて、重田役を演じる緒方賢一を紹介します。
この記事でわかること。
- 緒方賢一のプロフィール
- 緒方賢一の過去の主な出演作品
緒方賢一のプロフィール
- 本名 緒方 賢一
- 性別 男性
- 出身地 福岡県田川市赤池町
- 生年月日 1942年3月29日(82歳)
- 血液型 A型
- 職業 声優、俳優
- 事務所 オフィス海風
経歴
生い立ち
- 次男坊として生まれる。幼少期から「ひょうきんな子」と言われて育つ。家が料亭を営んでおり、中学卒業と同時に板前の修業に入るが、非常に封建的な職場で友人をかばったことで自分まで制裁を受けたことに憤り、家を出て炭鉱で働く。しかし、怪我が原因で炭鉱での仕事が長く続かず、自分に何ができるか考え、元々人を楽しませることが好きだったことから喜劇役者を志し、先に東京へ出ていた兄弟を頼って上京した。
キャリア
- 上京後は劇団に入ろうとするが、本人曰く「中卒・小柄・特技もない」という理由から不採用が続き、とりあえず高校だけは行っておこうと2年遅れで定時制高校の商業科に補欠で合格。東京都立代々木高等学校(現:東京都立世田谷泉高等学校)卒業後も劇団の入団試験を受けるが、不採用続きの中、劇団東演を受けたところ演出家の下村正夫の夫人が同郷だったことが縁で2年間勉強のために通うことになる。児童劇団や新劇などジャンル問わず舞台出演していたところ、ある公演時にアテレコのディレクターが演出を担当。その人物からアテレコの仕事に誘われ、『輪廻』で声の初仕事を行う。後にスワラ・プロの社長となる効果音技師・音響監督の伊藤克己が高校の後輩だったため、その紹介で『強妻天国』に出演させてもらう中、「アテレコが割のいい仕事だな」と思うようになり、もっと声の仕事を増やそうと児童劇団で関係のあった大竹宏の紹介で青二プロダクションに入る。声優デビュー時点で30歳近かったが、劇団の下積みがあったためかすぐに声の仕事でレギュラーをもらえるようになった。
- 1970年代の東映動画(現:東映アニメーション)作品の常連だった。1985年に設立された劇団すごろくの座長を務め、舞台俳優としても活動。『一休さん』の収録時に倒れて病院に担ぎ込まれたことがあり、以降健康に気をつけるようなったが、特にスポーツをやっているわけでもなく舞台の稽古がトレーニングになっているとのこと。2011年に血尿が出る状態に陥ったが、舞台を優先させ公演終了後に手術。腎盂癌だったため、左腎臓を摘出している。舞台だけは最後まで続けていきたいと語っていたが、2013年にすごろくを退団。『緒方賢一とシャレダース』というチームを結成し、以降後進の応援活動に精を出すとのことで、引退ではない。
- また、2002年から2008年にかけてはNHK教育テレビの『はじめてのこくご ことばあ!』にも「おがちゃん」として顔出しで出演していた。
現在まで
- 声優・舞台役者以外では、東京声優アカデミーとヒューマンアカデミーで講師を務めている。大根役者本来の「食べても滅多に当らない→興行を打っても当らない」という意味ではなく、「大根」の素材としての調理方法の多様さや様々な色に染まる白さから、生徒に「大根役者になれ」と教えている。
- 2016年1月、長年所属していたぷろだくしょんバオバブを退所、現在はオフィス海風所属。
- 2019年、第十三回声優アワードにて、京田尚子とともに「功労賞」を受賞した。
過去の主なテレビドラマ出演作品
大河ドラマ(NHK)西郷どん(2018年) – 中山忠能 役
2018年(平成30年)1月7日から同年12月16日まで放送されたNHK大河ドラマ第57作『西郷どん』中山忠能 役を演じた。
連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(2016年6月8日、NHK) – ナラザワ洋裁店の店主 役
2016年(平成28年)4月4日から10月1日に放送された2016年度上半期放送のNHK「連続テレビ小説」『とと姉ちゃん』ナラザワ洋裁店の店主 役を演じた。
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○ 第6話(2022年2月10日、フジテレビ) – ウグイス書店店主 役
2022年1月6日から3月17日までフジテレビ系「木曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』ウグイス書店店主 役を演じた。
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