Last Updated on 11/26/2024 by てんしょく飯
田中将大投手の電撃退団に衝撃を受けたが、これは単に楽天球団と田中将大投手だけの問題がキッカケではなかったようだ。
このことについて紹介します。
田中将大退団理由
既に楽天球団は具体的な売却行動に出ておりそれを察した田中将大投手自身はチーム環境が大きく変化するのであれば2024年は昨年10月の手術の影響で成績が振るわなかったこともあり、自ら自身に合った野球環境へ変えようと決心したのだろう。
先日、田中将大投手の楽天電撃退団ニュースに対して楽天球団の功労者である田中将大に対する冷遇や田中将大投手自身による野球環境を模索する行動等多岐に渡り報道された。
ニュースはそのレベルを遥かに超えた事象を含んでいた。
楽天球団売却見込みだから
田中将大投手にとって楽天球団売却後様々な方針転換を聞かされるより、自ら既存の球団に移籍して残り少ない野球人生を全うしたいと考えたのでしょう。
楽天グループは、楽天モバイルを始めたものの期待通りのシャアを伸ばすことが出来ずにいるが、モバイル事業を継続するために設備投資が必要で毎年1.5~2兆円もの資金を投じている。
しかし、この巨額の金額を楽天グループの収益だけでは賄えず社債を発行しているが、例えば2024年1月発行分で言えば、ドル建て社債の発行額が18億ドル(約2650億円)で発行利率は11.25%。S&Pグローバル・レーティングによる格付けが「BB」と投資適格に満たない楽天グループの社債は「ジャンク債」と位置付けられる。また償還時期には利子を加えた金額を準備しなければならない。
またグループ内企業を上場させその株を売却したこともあるが楽天モバイルの収益が改善しないので焼け石に水状態となっている。
そうしたなかで楽天球団の売却話は2023年にも一部話題となったが、時間が経つほど楽天グループの財務状況は悪化していくばかりで2024年にはより具体的に企業へ売却を打診しているようだ。とはいっても球団売却額は300憶円程度と言われている。
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