『猿の惑星』新章、2024年初夏日本公開

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Last Updated on 11/08/2023 by てんしょく飯

 

映画『Kingdom of the Planet of the Apes』(原題)が、邦題を『猿の惑星/キングダム』として2024年初夏に日本公開となることが決定。さらに、文明化し帝国を築いた猿、言語を失い野生化した人類が映し出された、穏やかなトーンの映像ながらも衝撃的な特報が解禁された。

 

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「猿の惑星」新シリーズの最新作。

 

高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争、地球の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりを描く「猿の惑星」新シリーズの最新作。

 

猿はまるで人間社会のような進化を遂げている。

 

人間と猿、地球の支配者の劇的な交代劇が起こってから何年も後の世界。高い知能と言語を得た多くの猿は文明的なコミュニティーを築き、穏やかに発展する文化的なグループ、ゆがんだ教えを信じ急成長し帝国を築くグループ、他のグループを奴隷化するような過激なグループなど、まるで人間社会のような進化を遂げている。一方で人類は言語も文化も技術も社会性も失い、野生生物のような存在に。

 

 

衝撃的な進化を遂げた猿たちの姿が映し出される。

 

大自然(昔は高層ビルが立ち並ぶ大都会だった名残を残す)の中で穏やかに暮らす者、野生化した人間を狩る者、人間を餌付けする者、猿同士で争う者、人間を助ける者、指導者の下に武器を持ち集まる者たちと、最新作で描かれる“猿の惑星”となった地球、そして彼らの社会性が多様化している様がうかがえる。

 

人間が高度な知能を持つ猿に支配された未知の惑星という前代未聞の世界観と衝撃的なラスト・シーンで映画史上にさんぜんと輝く神話となった『猿の惑星』(1968)。

 

そのショッキングな世界観の“起源”を解き明かす『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011)では、猿の子供であるシーザーが人類同等の知能を持ち、コミュニケーション・ツールとしての言語を持つまでが描かれた。

 

続く『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014)では、高度な知能を獲得した猿のシーザーが仲間を率いて、人類への反乱を起こしてから10年後の世界が描かれた。かけがえのない家族や仲間を持ち、平和な世界を望む猿のリーダー、シーザーと、新種のウイルスによる感染症流行で地球規模のパンデミックで絶滅の危機に陥った人間たち、それぞれの葛藤を軸にした物語は、“共存”と“対立”の狭間で重大な決断を迫られていく彼らの姿を映し出した。

 

そして『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)で描かれるのは、生き残った人類との共存を望み続けていたにもかかわらず家族を人間に殺されたシーザーの深い“悲しみ”と人間への“愛と憎しみ”。そして変異したウイルスは人間から思考と言語を奪い始める。

 

猿と人類、それぞれの種の存亡、地球の支配者としての生き残りを懸けた負けることのできない〈聖なる戦い〉、地球の運命が変わる壮絶にしてエモーショナルな歴史的瞬間を描き、新シリーズ「創世記」「新世紀」そして「聖戦記」まで3作連続で全米初登場No.1を記録した。

 

 

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