Last Updated on 01/09/2024 by てんしょく飯
松本 〈とうとう出たね。。。〉に専門家は「まさにセカンドレイプ」 3人の女性が新証言・恐怖のスイートルームは大阪、福岡でも行われていた!
昨年12月27日発売の「週刊文春」は「松本人志と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」と題した記事を掲載した。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が「スピードワゴン」の小沢一敬(50)に女性を集めさせ、グランドハイアット東京のスイートルームで飲み会を開催。参加者のA子さんに対し、松本が「俺の子ども産めや」などと性行為を迫った様子を証言とともに詳報。さらに別の飲み会に参加し、同様の経験をしたB子さんの証言も掲載した。
松本が所属する吉本興業に事実関係を尋ねる質問状を送ったが、期日までに回答は一切なかった。ところが、発売当日になり、同社は「当該事実は一切ない」とコメント。
その後、事態は大きく動き始める。
〈とうとう出たね。。。〉と“勝利宣言”
年が明けた1月5日、「週刊女性PRIME」が「松本人志の性加害疑惑を告発した女性『本当に素敵で…』『最後までとても優しくて』会合終わりにスピードワゴン小沢に送っていた“お礼メッセージ”」と題した記事を掲載。
飲み会の直後、A子さんが小沢に対し、〈今日は幻みたいに稀少な会をありがとうございました〉〈松本さんも本当に本当に素敵で〉などと送信していたことを報じたのだ。その記事を受け、松本は同日、Xに〈とうとう出たね。。。〉と投稿。高らかに“勝利宣言”をしたのだった。
吉本関係者が語る。
「小沢さんは自身とA子さんしか入手できないLINEのスクリーンショットを芸人仲間に横流し。松本さんは『これを公開すればええやん』などと息巻いていた。しかし、松本さんはXに投稿することで飲み会の存在自体を暗に認めてしまい、結果的に吉本のコメントと矛盾が生じてしまった」(小沢の所属事務所は『LINEを流出、拡散させた事実はない』と回答した)
A子さんは「悔しくて仕方ありません」
自身が送ったLINEと認めた上で、A子さんは、次のように言葉を絞り出す。
「なぜ、お礼LINEが“性的合意”の証明になるのですか。お礼LINEを送った時はパニック状態にありました。全裸で高圧的に迫ってきた松本氏を拒否したため、男性陣が謝罪する姿を目の当たりにした直後であり、最後まで対応しなかったことをむしろ自分の非であるかのように感じていました。
しかも数時間前には、小沢氏から『失礼があったら、この辺りを歩けなくなっちゃうかもしれないからね』と脅されてもいた。芸能人の卵として駆け出し中だった私は『どうか穏便に見逃してほしい』と、反射的にお礼の文言を書いてしまいました。
あの日、松本氏から迫られている時に、小沢氏から『いまどんな感じですかー? 大丈夫?』『無理すんなよ』というアリバイメッセージが私に送られています。松本氏が引用したLINE画像は、そのアリバイメッセージが丸々カットされています。その理由を考えてみてください。飲み会だと言われていたにもかかわらず、当日になって場所がホテルに決まり、女性陣だけ携帯電話を没収されていた。そのなかで、アリバイメッセージは送られてきたのです」
ここにきてA子さんは“後悔の念”に襲われているという。
「いま思えば全て彼らの計画通りだったのです。これまでどれだけの女性が同じ思いをしてきたかを想像するだけで吐き気がします。松本氏を擁護する方々から『8年後になぜ告発するのか』と批判されているようですが、私としてはここまで漕ぎ着けるのに8年もかかったことが悔しくて仕方ありません。なぜならこの件が公になるまでにも、彼らに騙された被害者が存在すると思うからです。今後、裁判になったとしたら証言台で自分の身に起きたことをきちんと説明したいと考えています」
「LINEを拡散することは、まさにセカンドレイプ」
実は、松本に身体を弄ばれた翌日、A子さんは友人に対し、恐怖の体験を明かしている。文藝春秋社が入手したLINEには、次のように記されている。
〈ここだけの話だけど昨日の会はマジ◯◯ちゃん(友人の名前)は来なくて良かったよ!危なかったよ〉
〈強制的にそういう流れになって私はやんわり対応して最後のところはギリギリ守れたけど、断れなくて最後までって人もいたから〉
参加者の一人である放送作家Xについては〈例外なく触りまくってきて全員としようとしてきたから、これまた女性も全員イヤな思いしてて〉。また、A子さんと、別の参加女性のLINEのやり取りには松本の豹変ぶりに〈びっくりした〉と互いに述べる様が記録されている。
NPO法人レイプクライシスセンター代表で、弁護士の望月晶子氏は、「女性が事後に相手方へ『迎合メール』を送ることは、性被害者特有の自己防衛行動に他ならない」と解説する。
「被害者が平静を保とうと、普段と変わらない行動をすることは決して珍しいことではありません。むしろ弱者である被害者が、加害者におもねるような言動をとることはしばしばあります。同時に性被害者は『あんなところに行ってしまった自分が悪い』という自責感に苛まれ、苦しんでしまう。こうした被害者心理への理解が少しずつ進んでいる昨今の社会では、迎合メールが『同意のない性被害はなかった』と言い切る論拠にはなりません。また、(松本や小沢が)『合意があった』という意味合いで、こうしたLINEを拡散することは、まさにセカンドレイプです」
大阪・福岡でも“性接待”が行なわれ…
さらに、大阪の「ザ・リッツ・カールトン」、福岡の「グランドハイアット」のスイートルームでも、松本を中心に据えた“性接待”が行なわれていたことが新たに分かった。2015年から2019年にかけて参加した3人の女性が事実関係を認め、その体験を明かした。
文藝春秋社が吉本興業に対し、後輩芸人が、松本に女性を斡旋していたことなどを尋ねると、概ね次のように回答した。
「貴誌前号に対して名誉棄損による訴訟提起を予定しております。本質問状にあるような事実を記載して、新たに名誉を棄損する記事を発売されるのであれば当然に法的措置を講じるのでその旨予告します」
この回答送付から約4時間後、吉本興業は松本の活動休止を発表した。
1月9日(火)正午配信の「週刊文春電子版」および、1月10日(水)発売の「週刊文春」では、「松本人志 SEX上納システム 3人の女性が新証言」と題した記事を掲載する。松本を取り巻く後輩芸人たちによる“SEX上納システム”の全貌を解き明かす。
また女衒役となったM-1王者への直撃取材、飲み会で行われた「ゲーム」の中身、3000円の口止め料、松本が激怒した飲み会などについても記している。
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