死語連発!クドカン新作に若者困惑 昭和の小ネタに20代女優も苦戦「ググった」 TBS「不適切にもほどがある!」

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Last Updated on 01/28/2024 by てんしょく飯

 

俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は26日、15分拡大で初回を迎えた。コンプライアンス度外視の“ハラスメントワード満載”で、昭和では“常識”だったが、今では“死語”となった懐かしの言葉が連発。“スケバン女子高校生”として出演中の2000年生まれ・河合優実(23)も、「ググりました」と苦戦するほどの常識外れの新作に、ネット上では大きな話題を呼んでいる。

 

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金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の第1話が26日、放送された

 

宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&同局・磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりのタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまう“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 

冒頭、放送スタートと同時に、劇中の不適切と感じられる表現に対し、予め“お断りテロップ”が流れた。

 

「この作品には、不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが、時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み、1986年当時の表現をあえて使用して放送します」とし、冒頭から「おい!起きろブス!盛りのついたメスゴリラ!」と娘を罵倒するシーンが流れた。

 

昭和では「常識」だったが、今では「死語」となった懐かしの言葉が続出

 

その他、「部活中に水を飲んではいけない」「部員にケツバット指導」「バスの中でたばこ」、さらにミニスカートの女子高生へ向け「そんなかっこうして…“痴漢してください”って言っているようなもんだぞ」など、現代では“炎上”してしまうような、しかし当時では当たり前とされていた事象が次々と登場した。

 

初回放送直後から、「不適切極まりないけど笑いが止まらん」とネット上で話題沸騰。劇中に登場する「カセットテープAXIA」「ハイティーン・ブギ」など、当時の“小ネタ”連発に、昭和世代からは「めっちゃ懐かしい」「メタルテープ、メチャ音良かったな」「AXIAのCMは斉藤由貴さんがやってましたね」「これって80年代知らん人が見たらわからんのんちゃうん?」「やっぱクドカンすげーなーひさびさ地上波ドラマでタバコ吸ってるシーンみたわ」と歓喜の声が上がった。

 

ネットでは懐かしむ声の一方で、困惑の声もみられた

 

一方で、昭和の“死語”満載の作品に若者は「???」と理解に苦しんだ様子。「不適切にもほどがある意味わからんけどめっちゃおもろい」「30代でもわけわからん」「笑いのポイントが分からなかったけどめちゃ面白いw何なのこれw」と、昭和世代から若者まで、幅広い世代が感想を投稿し、盛り上がりを見せていた。

 

これらの“死語”には、出演者も苦戦。市郎の一人娘で高校2年生の小川純子を演じる河合は、制作発表会見の際、80年代のワードについて「固有名詞は全部ググりました。大人が見たら“懐かしい”と思うと思うんですけど…」と苦笑い。

 

また、劇中に登場した当時連載されていた漫画「シェイプアップ乱」(徳弘正也作)についても「分からなかった」と話し、笑いを誘っていた。

 

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