Last Updated on 05/23/2022 by てんしょく飯
転職活動には様々な苦労がありますが、登録した転職エージェントから連絡が来ないという事態にあったら、やきもきしてストレスとなり困ってしまいませんか?
それは、登録したばかりの転職エージェントからの連絡待ちのケース、面談した転職エージェントから求人案件の紹介の連絡待ちのケース‥等。
それぞれのケースに応じて原因や対処法が異なってきます。なにも知らずに待っていても無駄に時間が経過するだけで、転職活動の進展には繋がりません。
それぞれのケースの原因と対処法について説明していきましょう。
直接、転職エージェントのサイトに登録したが、一向に連絡が来ないケース
あなたが自ら転職エージェントが運営しているサイトの登録ページに必要事項を入力して転職エージェントからの連絡を待っているのだが、通常メールにて何らかの連絡がありそうなのだが、時間ばかり経過している場合、困ってしまいますね。
あなたは、転職エージェントのサイトで登録を完了したと思っているかもしれませんが、あなたの手違い等により登録未完了の状態になっている場合があります。
- 登録作業が途中で終わっており、完了していない。
- 登録作業の完了となる”完了ボタン”を押し忘れた。
- ネットワーク不具合等通信状態が影響して登録手続きが完了していなかった。
- 登録時に設定したメールアドレスに誤りがあった。
誰にも思い込みという事があり、当の本人は登録が完了したと思っているが未完了の場合があるので、再度登録を試みてみよう。
登録は無事完了して登録完了メールが届いているのに、一向に転職エージェントからその後連絡が届かないケースがあります。
改めて転職エージェントには色んなタイプがあり、年齢や業種等を問わず間口が広い転職エージェントがあれば、一方ある業種、外資系、高キャリア等特化した転職エージェントがあります。
そのような特化した転職エージェントに登録した場合、登録されたあなたのキャリアに合った求人案件を取り扱っていない場合、登録者宛てに転職エージェントが連絡しない場合があります。
そのような場合、あなたのキャリアを振り返りそのキャリアに則した転職エージェントを改めて調べて登録から始めましょう。
転職サイトを介してコンタクトして来た転職エージェントと直接コミュニケーション開始のはずが、連絡が来ないケース
転職エージェントとは、仲介となった転職サイト経由で連絡をしていたことでしょう。しかし、その後連絡が途絶えたケースがあります。
その原因としては、
- 伝えたであろうあなたのメールアドレスが誤って伝わった。
- あなたが送付すべき(転職エージェントが待っている)職務経歴書等の書類が届いていない。
- 転職エージェントからのメールが”迷惑メールボックス”に分類され、メールが届いていないと思っていた。
直接、あなたが転職エージェントのサイトに登録したケースと違い、転職サイトに登録しているあなたのキャリアに関心を持ち、転職エージェントからコンタクトしたのだから、面談をする事もなく連絡を絶つことはないでしょう。
当初互いのコミュニケーションの手段としていた転職サイトの連絡手段を利用して、現状あなたが転職エージェントからの連絡待ちである事を伝えましょう。そうすれば連絡が途絶えた原因が確認でき、前進する一歩となるでしょう。
転職エージェントからの連絡が遅延する。あなたが期待するレスポンスより大幅に遅れがち。
あなたから見て転職エージェントのコンサルタントは一人で、信頼と期待を持ってコミュニケーションを取っている事でしょう(複数の転職エージェントに登録していても転職エージェント1社あたりのあなたを担当するコンサルタントは1名)。
一方、転職エージェントのコンサルタントから見れば多くの転職希望者を抱えており、多くの業務を行いながら転職希望者とのコミュニケーションを図ります。
また転職エージェントは求人企業に転職希望者を紹介して成約に基づき、報酬を受け取ってビジネスが成り立っています。
あまりにも連絡が遅延するのは、転職エージェント自身の負荷が高く業務遂行に支障が出ているのか、若しくは転職エージェントの担当コンサルタントが抱える転職希望者の中で、残念ながら優先度が低いのかもしれません。
いずれにしてもあなたにとってストレスとなる転職エージェントであれば、他の転職エージェントにコンタクトして共に転職活動していく環境を自ら変えていきましょう。
転職エージェントと面談を行い、転職活動が順調に進むと思っていたが連絡がないケース
多くは転職エージェントと面談を行うと、それまでに送付した職務経歴書等に基づき幾ばくかの求人案件を紹介される。そしてその場で応募するか否かを伝えて面談は終了となる。
その後の連絡は、主に2種類となる。まずは応募した求人案件の書類選考結果、次に面談後の求人案件紹介である。
書類選考結果がどうあれ、応募した転職希望者としては聞きたいところだが、転職エージェントから連絡が来るのは選考がパスした場合のみである。書類選考がパスしてもその後、一次面接、二次面接等のプロセスを踏み内定に至るが全てのプロセスでパスした場合のみにその後の日時アレンジ等転職エージェントが仲介する為に連絡がある。
ということは応募した求人案件について、転職エージェントから連絡がないということは残念ながらパスしなかったということになる。
次に求人案件の紹介だが、面談時に紹介を受けた求人案件以降の紹介連絡がないケース
面談時に求人案件紹介後、原則新規の求人案件であなたのキャリアに適合しそうな案件のみの紹介となります。
20代であれば、あなたのキャリアは浅くとも求人案件の要件も浅いものもあり、求人案件の件数だけを見れば面談後の新規求人案件も紹介を受ける可能性が高いでしょう。
しかしながら、あなたの年齢が増しかつキャリアも高くなれば、そのキャリアに見合った求人案件は20代の時に比べ相対的に少なくなります。例えば、あなたがある外資系企業で執行役員クラスであれば、同等または日本に新規参入する外資系企業の代表取締役クラスを転職エージェントは紹介するでしょう。しかし、そのような求人案件が日常的に転がっているわけではありません。
よって求人案件紹介について転職エージェントから連絡がないということは、転職エージェントの顧客である求人企業から、あなたに見合った求人案件がないということです。
そこであなたが取る行動としては、
- ポジションが高いほど頻繁に新規求人案件は出てこないので長期戦で挑む事。
- ネット検索等であなたに見合った求人案件を見かけたら、その求人案件情報を転職エージェントに伝え、仲介してもらう(その求人企業が既に転職エージェントの顧客であれば、求人案件の確認ができる。その求人企業が転職エージェントの顧客でない場合、転職エージェントは求人企業に営業行為をすることとなる)。
- 同じ業種等のポジションであれば、転職エージェントを変えても転職活動に進展を図ることはできないが、職種は同じで業種を変えることを検討して転職エージェントを探し、コンタクトしてみましょう。
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