Last Updated on 12/11/2021 by てんしょく飯
外資系企業へ転職活動をしていて、順調に選考が進み「内定が得られる」と思い始めた頃に、
外国籍社員との面接が伝えられ、「ギョッ」とする方が少なくないはず。
私も初めて外国籍社員との面接を聞かされた時は、ただ狼狽するだけだった。
皆さんには私と同じような心境にならないように、事前に出来る準備を行い面接に臨みましょう。
慌てても英語能力が即日上がることは無い
帰国子女等で英語を流暢に操れる方には無縁な話かもしれませんが、突然英語で面接と聞いた時固まりました。
面接日まで数日、この間に劇的に英語力が向上する事はないので、まずは冷静になりました。
しかし、数日であっても英語のリスニングにより慣れる為に、通勤や移動時間に海外の英語放送を聞いていました。日本語にも話す人によって特徴がありますが、英語も話す人によってクセがあるので大変効果的なリスニングレッスンでした。
さて、英語での面接が設定されたあなたは、応募した外資系企業に入社した際には大変日常的に英語でコミュニケーションを取るポジションでかつその見込みがあると、これまでに選考過程で判断されたので自信を持ちましょう。
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自己紹介を英語で練習しつつ、コミュニケーションを考える
たとえ英語での面接でインタビュアーがどのようなポジションかは分からなくとも、面接の初めに自己紹介をすることになるでしょう。
事前に英語に置き換えた自己紹介の練習する時間を確保して流暢に自己紹介できるように練習しておきましょう。
しかしながら、一方的に事柄を伝えるのは宜しくありません。
なぜ英語で面接が設定されたかを一考しましょう。
第一に英語でコミュニケーションが上手くとれるか確認されている訳です。自己紹介中であってもインタビュアーの質問には適時返答しましょう。
特に今回は外国籍社員によるものですから、日本企業の面接フローの定番とは違いますので予定外と思われる事があっても気にせず、インタビュアーとのコミュニケーションに集中しましょう。
私がある外資系企業との面接で、インタビュアーであるある部門のディレクターが会議室に入ってきて、突然私の隣に座りました。
そして自己紹介を始めようとしたら、それを遮りそのディレクターは「あなたの経歴は既に読んで理解している」と一言告げた後、核心となる質問をしてきた。
しかし、決して高圧的でなく私の隣で優和に話しコミュニケーションを取りながら互いに様々な点を確認して面接は終わりました。後に私が採用され上司となった人物であった。
専門用語を英語で言えるように
外資系企業の選考過程で英語の面接となった場合、これまで同業界でビジネス経験があったとしてもその業界や職種で使われる専門用語が直ぐに英語で表現できるでしょうか?
私は、医療機器業界で外資系企業に勤めていましたが、転職で同じ医療機器業界であっても診療科毎に使われる医療機器が違い、それに伴い使う専門用語(日英)が大幅に変わってくるので面接直前に専門用語を学びました。
同じように、あなたが転職活動している外資系企業では専門用語は日常的に使い社内では単なる一般用語となっているので事前に学んで面接に備えましょう。
想定される質問に対して英語で答えを準備しておく、具体的な経験や実績を交えて
一般的に想定される質問に対して回答を準備しますが、単純に答えるのではなく
過去の経験や実績も交えより具体的に入社後どのように貢献できるのかを示していきましょう。
また説明しはSTAR形式を用いて論理的に行きましょう
STARとは、
Situation= 状況(その時の状況や背景について簡単に説明します。(誰が、何を、どこで、いつ、どのように))
Task= 仕事(何か具体的な課題や条件を、乗り越えなければならなかった仕事について説明します。(締め切り、予算、その他の制約や問題など))
Action= 行動(仕事を完了させるにあたって取った具体的な行動について説明します。すべてを言う必要はないので、良いところを強調しましょう。(独創性、知性、献身、統率力など))
Result= 結果(努力が実った結果を報告して締めます。できれば定量化された数値などを示せるといいでしょう。)
更に個性として指示待ちではなく自発性(Self-starter)であることを印象つけ、外資系企業で働く事に相性が良いことをアピールしましょう。
日本企業や外資系企業に日本人面接官と外国籍社員面接官の違い
外資系企業への転職活動での面接で、日本企業に比べ雰囲気が穏やかに感じる方が多いと思います。
更に英語で行う面接のインタビュアーは殆ど外国籍社員なので雰囲気は大変リラックスしたものです。これは日本企業の形式ばった面接とは大きく違うだけで、面接時の内容は真剣そのものです。
しかし、日本企業面接のような態度だと大変堅苦しい印象となり、表情豊かにインタビュアーとしっかりアイコンタクトを取りながら受け答えをしましょう。アイコンタクトを取るのは日本文化では失礼にあたる場合がありますが、英語圏では話す時に目を合わすのが基本で、そうしなければ「自信がない」「積極性がない」と捉えられます。
更に最も大切な事は聞かれた事を正確に答えるだけでなく、しっかり自己主張することです。
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